
メンズスキンケアが流行し、お肌を気にする男性がとても増えました。しかしながら化粧品に気をとられ、重大なことを見落としている男性が多くいらっしゃいます。それは「清潔」。お肌に直接触れる寝具は、なんと便座より菌が多いというデータがあります。
目次
- 重大な盲点とは?
- トイレの便座より汚い
- お洗濯の頻度
1)重大な盲点とは?

こんにちは!メンズ美容家・りかです。ご覧いただきまして誠にありがとうございます。
メンズスキンケアの前にやるべき重大な盲点、それは「寝具などお肌に直接触れるものを清潔にする」ことです。
メンズ美容を通したくさんの男性と交流させていただく中で、その意識が低いかたが多いと気づかされます。
メンズスキンケアと言うと化粧品の成分やブランドなど、つい流行を追い求めがちだと思います。
しかしながら、それ以前に清潔第一。
・タオル
・枕カバーやシーツ
・メンズメイク道具
など
お肌に直接触れるものを清潔に保つことは、スキンケアの一環だと言えるのではないでしょうか。
2.トイレの便座より汚い
P&Gが「ファブリーズ」の効果訴求に関連した調査によると、新品のシーツで一晩寝るだけで、シーツの菌は4倍以上に増えていることが分かりました。
さらに1週間使い続けると11倍~12倍にもなります。
(※P&Gが2009年の1月5日~26日、30代~40代の男性8名を対象に行った実験)
また、2011年にNSF(公衆安全衛生の分野でWHOなど国際的に認められた第三者認証機関)が実施した調査にもとづく「家庭にあるトイレの便座に付着した菌の量」と比較すると、
・使用期間1日のシーツは便座の3倍
・使用期間7日では9倍
これだけ菌の量が多いことがわかりました。
原因としては
・汗
・皮脂
・肌の老廃物など
これらが様々な菌の温床となり、結果、トイレの便座より菌が増えるそうです。
3.お洗濯の頻度

インターネットを利用した「シーツの洗濯の頻度」に関するアンケート調査を拝見すると、1週間に2度~1年に1度(!)という方まで、実に人それぞれです。
マメに洗いたくても仕事をしていると時間がない、というご意見が目立ちうなづけます。
ちなみに、私は週に1~2回です。
また、シーツの菌が便座より多いからと言って、すぐに肌荒れするかどうかは私には分かりません。
それこそスキンケアの仕方や生活習慣、肌質や状態にもよるのだと思います。
しかし、美容を愛する者としてこう考えます。
美は、不潔な状態には宿らない。
気持ちの良い環境を整える「心のゆとり」こそ、美を育むのだと。
以上、最後までご覧いただきまして有難うございました!