こんにちは!メンズ美容講座、講師のリカです。
今回のテーマは「ダイエット」!
食事の3つのポイントをお届けいたします ♪
1)肥満タンパクに注意
2)糖質制限より、食べる順番
3)食欲ホルモンをコントロール
…はじめに、重大なことをお伝えいたします。
3つとも、きっとどこかで聞いたことのある内容だと思います。
けれど、知っているのと実践しているのとでは、大きな違い。
ダイエットで一番大事なことは、
× 目新しい方法を短期間だけおこなう
◎ 日々無理なく継続していく
私たちのボディラインをつくっているのは、紛れもなく「生活習慣」だという強い意識で読み進めていただけたらと思います。
それで早速、見ていきましょう!
1)肥満タンパクに注意
「夜、食べると太りやすい」
経験的にそう感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実はこれ、ホントなんです。
夜は、朝までの飢餓状態にそなえ「肥満タンパク」が増えます。
肥満タンパクとは、体内時計をコントロールする「ビーマル1」という遺伝子により作られるタンパク質のこと。
脂肪合成をうながし、脂肪をたくわえやすくします。
また、睡眠中はコルチゾールというホルモンが、余分な脂肪を分解してくれています。
ところが、夜遅い時間に食事をすると、血中に十分な栄養があるため、体脂肪が分解されません。
夕食の理想は、18時~19時。
遅くとも、21時までには済ませましょう。
2)糖質制限より、「食べる順番」が大事
糖質制限ダイエットが流行っていますが、糖質は三大栄養素の一つ。
私たちが生きていくに、なくてはならないものなのです。
減らしすぎるとバランスを崩し、かなり危険です。
また、足りないカロリーを補おうとして、無意識的にほかの栄養素をたくさん食べてしまい、結果、カロリーオーバーになることも。
糖質をぬく、といった危ない橋を渡るより、「食べる順番」に気をつけましょう。
野菜や海藻などの食物繊維
↓
魚や肉などの主菜
↓
ご飯やパンなどの主食
こうした食事の順番は、血糖値の急上昇をおさえます。
インスリンもゆるやかに分泌されるため、糖質はすみやかにエネルギーとして消費され、不要な脂肪となることはありません。
3)食欲ホルモンをコントロール
「レプチン」という脂肪細胞から作り出される食欲抑制ホルモン。
「グレリン」という胃から分泌される食欲増進ホルモン。
この2つがバランスよく働くことで、ダイエット効果が得られます。
そのためには、よく噛んで、ゆっくり食べることが大事。
食欲抑制ホルモンであるレプチンの分泌速度は遅いため、早食いをすると、過食しがちになります。
ゆっくり食べるためには、「一口あたり30回噛む」ことです。
すると、食事の時間が30分くらい必要となり、自然と「腹八分目」でやめられます。
特に夜は、食欲増進ホルモンであるグレリンが分泌されやすいことと、身体が脂肪をたくわえやすくなることから、注意が必要。
夕食は、特によく噛んで、ゆっくり食べましょう。
…以上、ダイエットにおける食事のポイントを3つ、お伝えいたしました。
世の中で流行っている、「糖質はぬけ!肉とサバ缶を食え!」といった極端な方法ではないので、拍子抜けされましたか??
くり返しとなりますが、私たちのボディラインは、間違いなく生活習慣がつくっています。
例えサバ缶を食べても、早食いや大食いをしていては、何にもならないのです。
今回は以上となります。
それではまた、別の授業でお会いいたしましょう!