

薄毛でお悩みの男性へ。
「〇〇が髪に良いらしい…という都市伝説ではなく、ちゃんとした食べ物が知りたい! 」と思っていませんか?東洋医学の観点から、薄毛におすすめの食べ物を、分かりやすく解説いたします。
◆ 本記事のテーマ
薄毛対策におすすめの食べ物【薄毛の3つのタイプ別】
◆ 目次
- 薄毛の3つのタイプ
- 【タイプ別】薄毛におすすめの食べ物
1.薄毛の3つのタイプ
東洋医学では、薄毛には大きく分けて3タイプがあると考えられています。
1)血虚(けっきょ)タイプ
<髪がパサパサで、抜け毛が気になる>
東洋医学では、「髪は血余(けつよ)」と言われ、血の余りで作られていると考えられています。そのため、血が不足して「血虚」状態となると、髪が細くパサパサになり、抜け毛も増えます。
ダイエットをして髪が薄くなってしまった、という男性は、栄養不足が原因かもしれません。
2)腎虚(じんきょ)タイプ
<年齢を重ねるごとに薄毛や白髪に>
髪は「腎」とも関係があります。腎とは、生命力や生殖力を蓄えている所ですが、年齢とともにその能力が低下し、「腎虚」という状態になります。
年齢とともに薄毛になったり、白髪(若白髪も含む)が増えるのも、腎虚の状態と言えます。
3)気逆(きぎゃく)タイプ
<ストレス性の薄毛、脱毛>
ストレスなどによる不眠、動悸、不安感などは、「気」を消耗し、血の循環も悪くします。すると、頭皮や髪にも影響し、抜け毛や薄毛になりやすいと言われています。円形脱毛症になる場合もあります。
以上、代表的な3つのタイプをお伝えいたしました。ご自身はどのタイプか、ピンとくるものはありましたでしょうか?
2.薄毛におすすめの食べ物(タイプ別)
上記3つのタイプに合わせた「食養生」をお伝えいたします。ちなみに、養生(ようじょう)とは、健やかに生きるための「生活の知恵」だと言えます。
1)血虚(けっきょ)タイプ
<不足した血を補い、肝や腎の働きを高める食材>
・アーモンド、落花生、松の実などのナッツ類
・レーズン、プルーン、クコの実などのドライフルーツ
・黒ごま、黒豆、黒米など、黒色のもの
2)腎虚(じんきょ)タイプ
<腎の働きを高める食材>
・しじみ
・牡蠣
・イカ
・エビ
・うなぎ
3)気逆(きぎゃく)タイプ
<イライラを落ち着かせ気を下げる食材>
・春菊、セロリ、シソ、三つ葉など、香りが爽やかなもの
・ミントティー
以上、タイプ別に、食べ物をご紹介いたしました。いくら良いものでも、偏りは禁物。バランスの良い食事が基本です。
また、早食いや大食いは「不養生」だと言えます。よく噛み、ゆっくり食べ、腹八分目でやめる。こうした知恵が、豊かで美しい髪を育むのだと心得ましょう。
PS.
薄毛対策にはシャンプーやサプリメントも大切な要素。よろしければ、下記記事もご覧くださいね。薄毛の原因や根本的な対策も、分かりやすく解説しております。
>薄毛におすすめのシャンプーとサプリ【原因から対策まで解説】
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ご参考になりましたら幸いです。